気狂いピエロ
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定価 : ¥ 2,500
販売元 : ハピネット・ピクチャーズ
発売日 : 2005-07-16 |
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商品名 |
納期 |
| ¥ 2,500 |
気狂いピエロ |
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パリからフランスを縦断して南仏に向かう、フェルディナンとマリアンヌ。マリアンヌは彼をピエロと呼び、彼は「違う、フェルディナンだ」と答える。パリを去るのは日常の悪夢から脱出するため。だが、南仏に何があるのだろうか? 冒険活劇漫画『ピエ・ニクレ』を携え、愛と永遠を求めてさすらう2人。だが、青春は常にアナーキーで、暴力的で、犯罪に彩られていた。2人のささやきはランボーの詩。「見つかった」「何が?」「永遠が」…。
『勝手にしやがれ』で、映画と青春の新しい波「ヌーヴェル・ヴァーグ」の誕生を告げた鬼才ジャン=リュック・ゴダールが、長編劇映画10作目にして頂点を示した作品だ。全編シナリオなし、即興演出で撮影し、「それは冒険映画だった」「それは愛の物語だった」と言われるような作品となった。(アルジオン北村)
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よきかな |
廉価盤での発売にもかかわらず、既出の製品とは仕様を異にした
商品となりました。以前のものと同じく片面1層ながら、
かつてのものと較べて格段に画質が向上しています。以前ではつぶれて
よくわからなかった夜景のシーンなど、車や人物がはっきりわかるように
なりましたし、人物の肌のきめなど。くすみが取れて明るく自然になった
ように思えます。
画質は60年代の作品としては文句ないほどに改善されました。
しかしながら新たな問題が発生しています。
PALマスターから日本向けNTSC方式への変換の際に生じるコマ数の
差異が出来るために本来の長さよりも短く(約5分)なってしまっている、
という事態が発生してしまっています。
ヨーロッパの作品(東北新社など)が発売される際に当り前のように
蔓延しているこの仕様、極めて微妙な問題のように思われる向きも
あるかと思いますが今回の場合はセリフもアンナ・カリーナや
ベルモンドらが明らかにハイ・ピッチの、ヘリウムガスを含んだような
カン高い声で喋りまくるのはやはり愉快な事とは云えません。
余りにも多くを望みすぎているのかもしれませんが、このような
現象を防ぐために紀伊國屋書店などのようにテレシネの段階から
積極的に関わっているという良心的なメーカーもあると聞いています。
結果的には、またしても“完全な”商品を手に入れる事が出来なかった
という思いだけが生き残っていくように思われました。
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ヌーヴェルヴァーグの真骨頂。 |
冒頭で、フェルディナンがアメリカ人映画監督に質問する。
「映画とは何か?」
「映画とは戦場だ。愛、憎しみ、行動、暴力、死、つまり感動だ」
このアメリカ人監督の言葉通り、この映画は、映画に必要な要素をすべて表現している。
つまり、映画そのものをパロディ化しているのである。
それ故、何にでもふんするフェルディナンがピエロみたいに滑稽でまさにタイトル通りの映画になっている。
しかも、映画だけではなく、ミュージカルや詩、小説風なあらすじなど、
さまざまなカルチャーを取り入れることにより、パロディを越えた芸術になり、ゴダール独特の映画が生まれたのである。
だから、この映画を愛の映画だとか暴力の映画だとか冒険の映画だとか言われるのである。
これは、ホントに凄いことである。
是非、少しでもゴダールに興味がある方はこの映画から観ることをお勧めします。
映画とは何なのか?その一つの答えがこの作品には現れています。
しかし、ハリウッド映画が好きで、いわゆるフランス映画が苦手という方にとってはキツイかもしれません。
なぜなら、ゴダールの個性が強く現れているシュールな映画だからです。
そういったことも踏まえ、お勧め度は星4つにしました。
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リマスター成功! |
今回のハピネス盤は、STUDIO CANAL 原板のリマスター処理により、
以前発売されていたアミューズ盤よりあきらかに画質向上しています。
二人の主人公の肌の肌理とか服装の布地は言うまでもなく、時折大写しにされる西洋名画のショットが、複製印刷からのものであることまでハッキリわかりますよ。
欲を言えば、音声をもう少しトリートメントしてほしかったのと、仏語字幕をぜひ加えてほしいもの。
蛇足ですが、作品そのものが赤みがかったシーンが多いため、プレーヤによっては、赤色がにじんで見えたり、ざわつきが感じられると思います。そういう場合は、クロマ・エラー対策がなされているプレーヤをおすすめします。